NPOブルーアースニュース7月号
NPOブルーアースニュース第125号 2025年7月5日発行!
7月に入り暑くなり熱中症に気を付けなければならない季節を迎えました。米大リーグでは、大谷選手が二刀流復活で投打とも驚愕の活躍をしています。それには及びませんがNPOブルーアースの面々も各々の趣味に加えて社会貢献との二刀流で活躍しています。
【NPOブルーアース活動の紹介】
1.相馬地区訪問理科教室
6月23日~25日の福島県相馬地区の5校(桜丘小、駒ヶ嶺小、小高小、太田小、学び舎ゆめ森)訪問理科教室は無事に終了した。
NPOブルーアースニュース8月号に報告する。
2.組織基盤強化の新規イベント「アルミ缶自動炊飯BBQ大会」
「アルミ缶自動炊飯」を各地の防災拠点向けの防災出前教室のようなものを想定している。7月9日に火が使えるバーベキュー場で試行を行う。
9月23日(秋分の日)に横浜海の公園バーベキュー場にて開催予定。募集に当たっては金沢区や磯子区などとの連携を検討する。
3.おもしろ理科教室/環境教室 (神奈川県/東京都)
7月4日 平塚横内小学校(PETボトルで綿作り)
7月16日 寺子屋カフェ(バランストンボ)
7月20日 興和台自治会夏のこども会(バランストンボ、スーパーロケット)
8月5日 KISTEC夏休み屋台村(アルミ缶自動炊飯)
8月9日 赤羽文化センター(夜光ケルン)
8月21日 西尾ふれあい館(飛ばせハガキ飛行機)
8月22日 西本郷小学校(バランストンボ)
8月24日 大田区立道塚小学校(紙ジャイロ)
8月25日 東京ベイインターナショナルスクール(飛ばせハガキ飛行機)
4. オープンサロン
<7月>
・日時:7月21日(月)16:00~17:30(県民センター703号室 対面のみ)
・テーマ:エスプリとユーモアの今昔
・概要:暑気払いに、「エスプリとユーモア」についてお話したい。現下の複雑な社会情況に照らして、少し気の抜けたテーマと思われるかもしれない。しかし、人間性の豊かさの一面を顧みることも、ビタミンに似て役立つことを期待している。フランスのエスプリ、イギリスのユーモアの系譜をたどり日本の笑いの文化にも触れ、涼風を感じていただければ幸いである。
・話題提供:廣瀬忠一郎(会員)
<8月>
・日時:8月18日(月)16:00~17:30(県民センター703号室 対面のみ)
・テーマ:「百」名山あれこれ(続き)
・概要:1年前にお話しした話題の続編です。自己紹介を兼ね「百」を軸としながら、山を越え名瀑・名水を含めたエコツーリズムへと展開してゆきます。徐々に話題は意外な方向へ、うんちくやおもしろネタへと脱線し、最後は「百」で締めくくります。山あり滝ありうんちくあり!名山から迷言へ、お気軽にお楽しみください。
・話題提供:鍵和田圭二(会員)
※会員以外の方のご参加も歓迎します。ご希望の方は下記よりお申込みください。(無料)
https://bit.ly/2Y2rnOC
(メッセージ欄に「オープンサロンXX月参加希望」とご記入ください。
※ 通常オープンサロンの後、有志で懇親会を行います。
(参照)オープンサロンのホームページ:https://bit.ly/3c7tkyk
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「コラム」コーナー
AIと日本人と日本語
データーセンターに蓄えられている膨大な情報をベースに質問者のキーワードから色々な考えを提示したり、質問者の文章を論理的に整理してくれて、イラストや音楽までも作ってくれる生成AIですが、日本人の間や空気を読むことにはまったく対応できないようです。
これば日本人のバックにある縄文時代から蓄積してきた精神性、文化、常識、日々の気遣い(観察)と言った背景が情報化されていないためで、私には当面情報化できるとも思えません。とはいえ最近のAI推進者たちはこれをAIに実装化することでさらなる高みに行けると
日本の研究をしているようです。
話は少し限定した内容になりますが日本語の助数詞について新たな知見を学んだので紹介します。
日本語の助数詞は情報処理の観点から見ると「情報の圧縮技術」とのことです。
圧縮されるのは対象の属性(大きさ、形状、味、使われ方、関係性、敬意、歴史性等)で
500種以上あるそうです。言い換えると物の見方の表現です。
マグロを例に取ると、泳いていたら一匹、釣ったら1本,市場で一尾,以降加工状態で一丁、一節、一塊、一冊、一切れ、最後に鮨になって一貫。
因みに英語は20種類、中国語は50種類と大きな差があります。
助数詞を学んだ小学生のグループの認知テストは数的理解力、言語理解力の成績が15%アップし、物の特徴理解が上がり分類能力、抽象思考が促進されるとの研究成果があります。
生成AIは助数詞があると文脈理解の精度が上がるというデータもあります。
以下面白そうな助数詞をいくつか列挙します。皆さんどれだけ知っていますか。船は一隻(せき)、一艘(そう)。戦艦は隻、駆逐艦は艘で聞くだけで大きさが分かります。
動物は一匹、一頭。抱きかかえられれば匹、それ以上は頭ですが、他にもいっぱいあります
兎が一羽なのは歴史性です。気象関係では雲一群(むら)、雪一片(ひら)、雨一滴、風一陣、霰一粒、虹一端(きょう)。最後に神は柱。固定の場所の神は座で神がいる高い山も座です。
生成AIが日本人と日本語をより理解し、空気と間を学習することで進化することを期待します。
(会員)松岡成典